「眞子さんの乱」が示した皇室の“危機”…悠仁さまの結婚相手を見つけるのは至難の業

公開日: 更新日:

 さらに眞子さんの問題で、皇族の結婚相手になると重箱の隅をつつくようにプライバシーを暴かれることが分かった。今後、候補になる女性がいても、恐れおののいて逃げるのが目に見える。かつて上皇さまが皇太子時代に結婚相手を探したが、候補になった途端に次々と去っていった。未来はそれこそLINE一本で断られてしまうかもしれない。

 それに加えて、将来の天皇の妃になるということは、皇族になる代償に、今ある人権を失うということでもある。こうしたマイナス面が多々ありながら、それでも嫁ぐとなれば、裏で何かあるんではないかと詮索されかねない。つまり、どう考えても未来の悠仁さまの結婚相手を見つけることは至難の業だということだ。だが、それも安倍元総理ら守旧派にとってはチャンスになる。「旧宮家」を皇族に復帰させることで、行き詰まった状況を打破できるというわけだ。

■無責任すぎる政府「有識者会議」の報告書

 有識者会議の報告書によれば、旧宮家の男系男子を皇族の養子にする案が第一である。平たく言えば、愛子さまなどと旧宮家男子を養子縁組させ、皇位継承の有資格者を増やすつもりである。皇位継承権は、養子となった男子が結婚して生まれた男の子に与えるか、養子にも与えるかは未定だが、それでも皇位継承者を確保できない場合は、法律を定めて旧宮家の男系男子を皇族にするという2段階プランだ。もちろんその男子は必然的に天皇候補になる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…