著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

橋本環奈"酒断ち"は本気度の表れか? 舞台「千と千尋の神隠し」で狙う大女優への道

公開日: 更新日:

■演出家は「初舞台だから」という言い訳を許さない厳しい人物

 橋本の"アルコール断ち"について、こんな証言をする演劇関係者もいる。

「今度の舞台は、演出が『レ・ミゼラブル』等で世界的に有名なジョン・ケアード(73)氏が担当しますが、劇中に歌唱シーンはないストレート・プレイになっています。それでも舞台の発声に関しては高いクオリティが要求されます。ケアード氏は"今回が初舞台だから"という言い訳を許さない、舞台演劇の難しさをしっかり叩き込む人物ですから、それも橋本のプレッシャーのひとつであることは間違いないでしょうね。テレビや映画とは全く違った舞台特有の発声方法は舞台役者でも日頃の訓練が必要なものです。それが初舞台という橋本に大きくのしかかっているのでは………」

 気になる橋本のリハーサルの様子も聞いてみた。

「台詞の長さに苦労しているようですね。テレビや映画の現場では"台詞をしっかり入れてくる"と評判の橋本ですが、今回は"台詞を落としてしまう"……つまりセリフが全く出てこないこともあったようで、スタッフに"すみません、もう1回やらして下さい"と頭を下げまくっているようです。『千と千尋』ですから日本語を話せないケアード氏から、台詞そのものに関する注文がつくことはほとんどないようですが、場面ごとの表情や動きにガンガン指示が飛んでくる。ケアード氏の演出は一瞬たりとも気が抜けません」(芸能プロ関係者)

 この世界的な演出家との"内なる戦い"が終われば、次は同じ千尋役を演じる上白石との"演技比較"の戦いが待っている。橋本には打ち上げでの"かんぱ~い!"を励みに大女優になる道を完走を目指してもらいたい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  5. 5

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 8

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  4. 9

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係