ガレッジのゴリ、EXIT兼近もコロナ感染…芸能界に第6波襲来でテレビ業界また戦々恐々

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 “第6波”の襲来に、テレビ業界も戦々恐々だ。ドラマ制作関係者はこう話す。

「過去の未公開映像やリモート収録でしのげるバラエティー番組に比べて、ドラマは影響が大きい。現在、4月期ドラマのクランクインの時期だが、出演者に感染者が出るとまた収録が遅れ、スタートが遅れる可能性が出てきます」

■現場はもう限界

 現場は、定番となったマスク、フェースガード、手指の消毒、定期的なPCR検査の実施で挑むしかないというが、それも感染拡大の猛スピードに追いつかない恐怖があるという。さる芸能プロ関係者はこう話す。

「某キー局では、ドラマの現場で、出演者だけでなく制作スタッフに感染者が出た場合も考慮して、撮影クルーを2班体制にする対策も講じるそうです。さらに、いまだに回復していないコンサートやイベントなどの“ライブエンタメ”業界はもっと苦しい。リモートで稼げるのは超メジャーなミュージシャンなどほんの一握り。コロナも3年目となり、持ち越せる体力は下がり切っている。また、入場制限や開催中止などということになれば、本当にアウトになってしまうところが続出するでしょう。オミクロン株にエンタメ業界は息の根を止められてしまいます」

 しかし、頼みの綱の3回目のワクチン接種も見通しは立たず。岸田政権になったが、安倍菅政権下のワクチン確保の遅れの反省は一切ナシの後手後手対応。このままでは、芸能界も確実に第6波にのみ込まれてしまう。

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