長澤まさみ「鎌倉殿の13人」での“ささやきナレ”は聞き取りにくい…過去の大河では降板劇も
9日にスタートしたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の初回の平均視聴率(世帯)は20%の大台には届かなかったが、17%台を超えるまずまずの好発進。
北条義時役で主演を務める小栗旬(39)はもちろん、北条時政役の坂東彌十郎(65)、北条政子役の小池栄子(41)、源頼朝役の大泉洋(48)らの好演が目立った。18時からのBSプレミアム放送終了後は、「#鎌倉殿の13人」が早々にツイッターの世界トレンド1位になったほど。
一方、評価が分かれているのは語りを担当する女優・長澤まさみ(34)のナレーションだ。2016年の「真田丸」以来、6年ぶりに大河ドラマに参加する長澤は、「いつか大河のナレーションもできたらいい」と憧れていたという。しかし、せっかくそのナレーションを務めることができたのに、SNSでは〈声が小さくて聞き取りにくい〉〈せっかくの美声なのにもったいない!〉といった声が上がっている。
長澤の小声のナレーションにはもちろん理由がある。脚本を手がける三谷幸喜氏(60)から、事前に「登場人物たちに寄り添い、隣の部屋からささやいているような距離感で」とのイメージを伝えられたという。長澤はそれを忠実に守っているわけだ。