著者のコラム一覧
荒井さち重昭和歌謡歌手

1969年、千葉県生まれ。元東映社員。松田聖子、中森明菜、小泉今日子ら70、80年代のヒット曲を中心にライブ活動を展開。抱腹絶倒のステージから「女きみまろ」と呼ばれている。

“絶対無理”なんて言われたら「だったらやってやろう」って

公開日: 更新日:

 10年以上も前のことになるが、深夜バラエティー番組で、はるな愛とのアイドル対決をすることになった荒井さち重さん。

 カンニング竹山らが司会のテレビ東京系「怒りオヤジ3」での対決。番組内容が書籍化された際は、名場面として荒井さんの「私、30代アイドルさっち~ですけど何か? はるな愛VSさっち~」も収録された。

 この頃は自身が歌う曲も作るようになっていたことから、「アイドルシンガー・ソングライター」としてステージに立っていた。当時、お菓子系アイドルとして一世を風靡した久保亜沙香に楽曲を提供したことも。やがて「色もの役」としてテレビドラマに出演したり、メイド服でMCをするなど、ある意味(?)、活動の場が広がった。

 ただ、本人としては忸怩たる思いがあったようだ。松田聖子、伊藤つかさ、松本伊代ら1980年代のアイドルと、現在の地下アイドルとでは雲泥の開きがあるとの思いだ。悩み抜いた上に行きついたのは、「すべてをリセットすること」だった。

 2010年に心機一転、ニューヨークやロサンゼルスでのライブをしようと海外へと飛び出す。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末