著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

渡部建氏の復帰報道 薄暗い喜びが好きな人を100%は否定しないけど…

公開日: 更新日:

 文句をいってこない人をぶっ叩いて、薄暗い喜びに浸っている、というのが事実だろう。

 あたしは薄暗い喜びが好きな人を、100%は否定しない。そういった喜びに支えられ、かろうじて生きている人もいるだろうと思うからだ。けど、その行動は100%正しくないともいえる。渡部さんを叩いたところで、誰も幸せにならない。

 たしかに、彼は誰か(奥さんや不倫相手)を傷つけたかもしれない。が、それはその相手に謝ればいいことだ。彼の行動を知ったことによって傷ついたという人の傷は、大元を辿れば彼につけられた傷じゃない。どうか、癒されてくれと願うけど。

 寛容さのない社会なんて、誰にとっても生きづらい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動