高橋一生の主演ドラマ「恋せぬふたり」の舞台 6億円古民家が売りに出されていた!
その舞台となる3人が同棲生活を始める一戸建ては昭和の雰囲気漂う、かなり立派な古民家。上野公園に近く、多くの寺社が密集する古い街並みが魅力の閑静な住宅街になる。今回の撮影は、昨年10月に始まり、当時、ツイッターには多くの目撃情報が投稿されていた。撮影はすでにクランクアップしており、くだんの古民家は表札も外され、ひっそりとしている。
「この家は長年ドラマや写真撮影のスタジオとして利用されてきたのですが、今年初めから売りに出されています。価格はなんと6億円以上。築70年以上で、間取りは和室5室、洋室1室の6DKの100平方メートル。土地面積は400平方メートル以上もあり、敷地内には邸宅を囲むように大きな木が何本も植えられ、池もあります」(ドラマ制作関係者)
ただ、これだけの大型物件なので、売却にはさまざまな障害もあるという。
「価格は場所と相場から妥当だと思います。ただ、実際に住むとなると、かなりリフォームをしないと難しいでしょう。解体して建て替えとなると植栽や立派な石垣も整備し直さなくてはいけません。さらに1億から2億はかかるはず。しかも、同じ並びの石垣の先の敷地にマンション建築計画があるのですが、今、近隣住民から石垣を残すように要請が出ていると聞きました。古い街並みを大事にする高級住宅街ですから当然かもしれません」(不動産関係者)
実はこの古民家、売却が決まるその日までスタジオ利用は可能で、しかも無償だそうだ。「恋せぬふたり」の世界をリアルに感じたい人は、利用してみてはいかが。今ならまだ間に合うかもしれない。