高田純次さん「ゆるく楽しく生きるヒント」人生なんて何があるか分からない
もう本当にさ、コロナとか戦争とか、こんな時代になるなんて思わなかったよね。「じゅん散歩」も、コロナ対策でかなり早い頃からフェースガードを着けてロケをしてたのよ。一番早かったんじゃないかな。当時はマスクさえ手に入らなかったからね。でも慣れてないから、ガードの上から食べようとしちゃうし、曇って顔が見えなくなっちゃったりしてね(笑)。
オレもジジイだけど、ロケでもジイさんは下ネタばっかりだよ。「高田さ~ん、(ポーズを取りながら)やってる~?」なんてね。元気が何より。見習いたいよね。でも、午前中の番組だからほとんどカットなの。
反対に女性は、食べることとか、世の中のいろんなことに興味を持っているよね。この間も、千葉ですごく元気なおバアちゃんがいてさ。さんざんオレと話して大笑いした後、「高田さん、あんたすごいよ。あんた死ぬまで生きるよ!」だって。いい言葉でしょ。考えたら、みんなそうなんだけどね。
オレが適当で楽しそう? 全然、そんなことないですよ。心の中は闇だらけ。家では毎晩、枕を濡らして泣いてますよ。何で悩んでるかって? 何で悩んでるかさえ、忘れちゃうんだよね~ハハハ。