小林麻耶は改名、浅田舞はパチンコ通い…2人の共通点「母への強い想い」と「できる妹」の“影響”は?
「お二人のように妹が優れていたり、同じような道を歩んでいて差がついた場合、姉として強く結びついて世話を焼いたり、いいお姉ちゃんでいることで母親に自分も一緒に褒めてもらえることがあります。親の愛情が妹の方にかかり続けていると思うと、事情がどうであれ、姉はどうしたら巻き返せるのか、自分の方に大きな信頼や愛が向けられるのか、寂しくなるとどんな手を使ってでも奪い返したくなるという気持ちになることがあります。
そうした子供は往々にして自己肯定感にひずみが出ますし、親というものを何歳になっても大きい存在に置きすぎているクセがあります。ご自分がもう大人になっているのに、まだ親を大きい存在と感じていて『親に認めてもらえなかった自分は価値がない』というように、心の中が小さい子どもになってるんです。自分がもう大人になったからこそ、たとえ私のことを母から理解されなくてもそれは母の問題である、と自分と母を切り分けて考えることがとても重要です」
何かや誰かを通して自分を肯定するのではなく、自分で自分のことを肯定することができた時、初めて人は「大人」になるのかもしれない。小林や浅田はこれからどう成長していくのだろうか。