“キムタク信長”にファン賛否…時代劇に求められる「共演者を生かす演技」
6月9日に最終回を迎えた木村の主演ドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)も、かつてのキムタク作品に比べて低視聴率ぶりが話題になったが、東映の“勝負作”はどうなるのか。
■個性の強さから本筋以外で話題になりがちなキムタク
「圧倒的スターでアイドルとしての木村拓哉の印象が強すぎるので、本筋以外のところで良くも悪くも話題になってしまうのでしょう。例えば、マクドナルドのCMでは中指と薬指の間で挟む独特な持ち方が話題になりましたし、『未来への10カウント』の最終回でも木村さんの代名詞でもある"あすなろ抱き"と呼ばれるバックハグが話題となりました。ですが、それらは全て木村拓哉としての個性が強すぎるがゆえに起こっていることで、本来であれば商品や作品がメインとならなければならないところ。良くも悪くも『脇役』に徹することができず、本人の意思と関係なく前に出てしまうところが、現在の木村さんの評価に繋がっているのだと思います」(フリーの演出家)
とはいえ、「未来への10カウント」は後半から評価がじわじわと上がり、最終回では世帯平均視聴率は13%台をマーク。ツイッターの日本トレンド&世界トレンド1位も獲得している。