叙々苑の社長が書いた「焼肉一代」がとても面白かった!
焼き肉は皆さんお好きですよね? 今回はベジタリアンの方には全く響かない内容になってしまいますが、焼き肉叙々苑のお話です。
先日叙々苑大宮門街店オープンにちなんで叙々苑さんとお仕事をさせていただきました。焼き肉の最高峰で高級焼き肉の象徴叙々苑。芸能人御用達でゴルフコンペがテレビ中継されちゃう叙々苑。家族で叙々苑に行くことになったら大好きな彼氏とのデートを取りやめにするほどの魅力を持った焼き肉屋。私は最近やっと自分のお金で行くことができるようになりました。若い頃からごちそうになってた頃は全く知りませんでしたが、自分で払ってみるようになって初めて知る叙々苑の金額。正直高いです。普通の焼き肉屋で払うのより1人あたま3000~4000円は高い感じ。でも損した感じは全くなく、むしろ納得の金額なんですよね。
今回の仕事でお世話になった叙々苑の偉い人から本を送っていただき先日読み終えました。叙々苑の社長が書いた「焼肉一代」、これがとても面白かったんですよ。苦労話はほとんど出てこなくて、むしろ全国の焼き肉屋さん必読と言えるほどの人気店のノウハウ一挙公開の秘伝書といったところ。叙々苑トリビアも盛りだくさんで「タン塩レモンを最初に考えた」とか「叙々苑のロゴを書いたのは爆笑問題太田光の父親」とか「カルビは本当にあばら部分の肉しか使ってない(カルビとは韓国語でアバラ)」等々。肉がおいしいだけなら精肉店で十分、タレがおいしくなければ焼き肉の意味がないという社長のポリシー。サービスに対してのこだわり、特に家族客には自身の経験をふまえて特に手厚い理由も面白かったです。これを同業者に読んでもらってまずい焼き肉屋を一軒でも減らそうという焼き肉のドンらしい業界全体への啓蒙活動のような本でした。
焼き肉屋ではない私ですが焼き肉の歴史から経営哲学まで、これを読んでから叙々苑に行けば今までより3倍以上楽しめるはず。そしてこれからも叙々苑に行けるようにしっかり仕事で稼がないとね。