八千草薫編(3)山田太一が「岸辺のアルバム」に込めた戦後民主主義への問いかけ

個人を尊重する家族の在り方、暇な日常の中での妻の孤独。そんなリアルな家族を描いた「岸辺のアルバム」(1977年/TBS系)に、山田太一はどんな思いを込めたのだろうか。
「山田さんはこのドラマの企画書に『戦後民主主義は、果たして日本人を幸せにしたのか』ということを書いている…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,410文字/全文1,551文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】