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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

香川照之“性加害報道”の大ダメージ…昭和のスターは夜の街でも好感度を上げたものだった

公開日: 更新日:

 銀座のクラブで度の過ぎたセクハラ行為。バブル時代などに度々見聞したが、香川ほどの行為はかなりレアなケースだ。

「酔って女の子の体を服の上からのタッチ程度なら許されても、下着を剥ぎ取るのは女性を侮辱する行為。普通はママや黒服が注意する。同時にホステスも席を外させるなど守る。それでもやめなければ、次から出入り禁止になってもおかしくない」(前出の黒服)

 “アンジャッシュ”の渡部建の多目的トイレ内での不倫と変わらない。香川も女性からひんしゅくを買う行為になったことは明らか。ダメージも大きい。報道が出ると、香川も事の大きさに気づいたように即座に対応。まずは事務所を通じて文書で謝罪。続いて自身が司会を務める朝の情報番組「THE TIME,」でも謝罪。迅速な対応は裏を返せば危機感を持っていると推測できる。

■夜の世界で悪さをすれば尾ひれが付いて拡散する

 香川はドラマ映画と引っ張りだこの人気俳優。さらにトヨタなど一流企業のCM、子供向けの昆虫番組、俳優としての実力に好感度も高い。スポンサー各社は「今後を注視させていただきます」と契約解除については保留しているが、「今後、CMはしばらく難しい。減ることはあっても、増えることはない」というのが広告業界の話。一方、俳優業はそう影響はないとみられている。

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