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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

香川照之“性加害報道”の大ダメージ…昭和のスターは夜の街でも好感度を上げたものだった

公開日: 更新日:

「女遊びは芸の肥やし」はもともと、歌舞伎の世界で生まれた言葉といわれている。実際、歌舞伎役者の女遊びは昔から珍しくない。祇園の芸妓(げいぎ)との火遊びもあれば、どっぷり不倫に溺れた役者もいた。

 最近では市川海老蔵のSNSを利用した女性との多重交際。歌舞伎界以外の俳優だったら、仕事に影響するようなことでも、歌舞伎役者は支障をきたすことなく舞台に立ってきた。まさに女遊びを芸の肥やしにしてきたようだった。今回の香川照之(56)の起こしたワイセツ行為はどう捉えるか──。

 報道した「週刊新潮」によれば、3年前の7月、銀座の高級クラブで友人らと来店した香川はホステスのブラジャーを剥ぎ取るなど大暴れ。女性は心的外傷後ストレス障害を患ったという。すでに昨年、訴えは取り下げられたことから、和解が成立したとみられるが、不可思議な点もある。近くにいたママが止めなかったことから女性はママを訴えていた。

「香川を含む4人は店の上客で、ママは止められなかったと思う。結果、身内のホステスを守ってくれなかったママも同罪と考え訴えるしか悔しさを晴らす手だてがなかったのでは」と黒服は推理する。

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