著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

香川照之“性加害報道”の大ダメージ…昭和のスターは夜の街でも好感度を上げたものだった

公開日: 更新日:

「社会派ドラマでアクの強いヒール役をできる唯一無二の俳優とドラマに欠かせない。香川が出演していれば、視聴動機にもなる」(テレビ関係者)

「芸は身を助ける」は歌舞伎役者のためにある言葉かもしれないとも思う。

 課題は飲み方の改善。昭和のスターは夜の街でも好感度を上げたものだった。

「銀座で飲めるようになって初めてスターと言われた時代。石原裕次郎小林旭勝新太郎と堂々と飲み歩いていた。自分の金で共演者からスタッフまで連れてクラブを貸し切るような飲み方。ホステスを口説くよりも楽しませるからもてる」(映画関係者)

 夜の世界は口さがない。悪さをすれば尾ひれまでついて拡散するが、逆に紳士的に飲めば好感度もアップしていく。銀座のツケ(ダメージ)は銀座で取り戻すくらいの気概を持つくらいなら、ドラマの役そのものだが。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された