香川照之を待ち受ける「歌舞伎俳優廃業」危機…性加害報道に勧進元の松竹が激怒
そんな香川を心配していたのが、香川の父親の弟の長男、いとこの市川猿之助(46)だ。
香川をたしなめることのできる数少ない梨園の人間で、歌舞伎の稽古不足のことや奔放な私生活に関しても度々警告をしていたとされる。
「今回は猿之助もサジを投げた状態だといいます。松竹も中車に強い姿勢で対応する構えですし、最悪、松竹が廃業を口にしたら誰にも止められません。気掛かりなのは、頑張って歌舞伎の稽古に励んでいる中車の息子、5代目市川団子です」(梨園関係者)
歌舞伎役者の廃業といえば、その昔、中村獅童(49)の実父・初代中村獅童が18歳で歌舞伎を捨てて銀行員に転職したエピソードもある。一度廃業したら、歌舞伎界に二度と戻れはしないだろう。
香川には団子に“市川猿之助”の名跡を継がせたい夢があり、そのためにわざわざ40代になって梨園に飛び込んだとも伝えられる。苦労しながら遠回りして手にした歌舞伎俳優の座を捨て去ることになるのか。梨園関係者とごひいき筋が注目している。