「パンツ」があだ名だった平子祐希は人生大逆転 お漏らし界の星になった
「大きい声で笑うと一軍がにらんでくる」(平子祐希/テレビ朝日系「アメトーーク!」9月22日放送)
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メンバーを一新して行われた「アメトーーク!」の名企画「中学イケてない芸人」。普段はウケるはずのトークへの反応が悪いと感じたアンガールズ田中が「いまいち、みんなが笑ってくれないよね?」とメンバーに聞いた時にアルコ&ピースの平子祐希(43)が答えた一言が今週の言葉だ。
今では“愛妻家芸人”として知られ、「イケてない」イメージはあまりないが、学生時代は「五軍中の五軍」。その中でもイジられていたから、「実質六軍」だったと明かし、ひとりレベルの違う重いトーンの話を連発した。その“地位”を決定づけたのが小学1年の時。もともとは腕力が強く「パンチ」というアダ名だったが、うんちを漏らしてしまい「パンツ」というアダ名に。平子はそこで悟った。「ああ、地元では終わったんだなって」と。
この“事件”を詳細に語ったインタビュー(白泉社「kodomoe」2021年4月号)によると、当時はボットン便所。汚れたパンツを捨てればよかったが、平子は「なんでもかんでもものを擬人化して見ちゃうクセ」があり、「このパンツ、ずっと使ってきたのに捨てたら悲しむかな」と、水で軽く洗ってノーパン状態でズボンに挟んでいたという。だが、知らないうちに教室に落としてしまい、それが見つかり「パンツ」と呼ばれるようになってしまったのだ。