著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

「パンツ」があだ名だった平子祐希は人生大逆転 お漏らし界の星になった

公開日: 更新日:

 小学校の6年間はもちろん、中学になっても立ち位置は変わらなかった。「いじめ甲斐のあるやつだったと思います。体大きいのになんも反発してこない。運動はめっちゃできたんだけどいじめられてる、ちょっと新しいパターンのいじめられっ子」(同前)だった。

 高校ではラグビー部に入部。そこは「地獄だった」というが、ラグビー体形になったことで「根底の性格はなんも変わんないんですけど。向こうが勝手に引いてくれた」(同前)ことから、いじめられっ子という立ち位置は脱出した。

 いじめられっ子体質だったからか、学校でもミニコントのようなことをやってけむに巻くようなことをしていた。それを見た友人からウッチャンナンチャンらの母校・日本映画学校を勧められ、芸人になって、やがて人生大逆転を果たすのだ。

 冒頭の番組のエンディングで平子は中学時代の自分に向けてこうメッセージを寄せた。

「おい、パンツ。おまえのうんちイジりは地元でしばらく続く。そして33歳と38歳のときもお酒に酔って大のお漏らしをする。でも、その時は横には奇麗な奥さんがいて、そんな姿をかわいいと笑ってくれる。おまえはうんちのお漏らし界の星になる!」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  2. 2

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  3. 3

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  4. 4

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 5

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  1. 6

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  2. 7

    もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網

  3. 8

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "キムタク神話崩壊"へ秒読み…通算3作目ソロアルバムが1stから56%ダウンの惨憺