清原果耶の正念場に? 新ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」で“優等生”を脱皮できるか
スポーツ紙芸能デスクも、こう口を揃える。
「正統派の朝ドラヒロインという印象で、老若男女、誰からも好かれるタイプですが、裏を返せば熱狂的なコアなファンもいないとも言えます。強烈な“磁力”みたいなものが感じられない。『ファイトソング』の評価も視聴率もそこそこだったことに、清原さんの“優等生感”が表れているように思います」
新ドラマ「霊媒探偵」も、「クランクイン!」の「秋ドラマ人気投票」では10位とそこそこだった。要するに、視聴者の期待度が低いというわけで、清原は十分に人気女優なのだが、どうも視聴者を引きつける“毒”に欠ける印象はある。
「『霊媒探偵』はミステリーの賞を総なめにした同名小説が原作で、お話の面白さは“お墨つき”です。霊媒みたいな役柄は演技力がないとコントになりかねませんが、清原さんはもちろん、共演も瀬戸康史さんに小芝風花さんと演技力に定評がある役者が揃っている。期待度が低いぶん、逆に《意外と面白い》《やはりうまい》などと評価を急上昇させるチャンスじゃないですかね」(テレビ誌ライター)
原作のファンから《イメージと違う》なんて批判が上がる可能性もあるが、賛否両論、アンチがいてこそスターだ。優等生の清原が、いろんな意味でひと皮むける“正念場”になるか。