中森明菜は音沙汰なし「紅白での復帰」に暗雲…新旧事務所の食い違いで聞こえる不協和音

公開日: 更新日:

 だが、所属事務所移籍の際に権利関係などが引き継がれるのが通例のところ、そこからして、頓挫してしまっているようなのだ。

■新旧事務所の言い分が…

 それだけではない。この秋の特番で、明菜出演による過去の音楽番組の映像をテレビが使おうと関係者が問い合わせたところ、新事務所と前事務所の意見が食い違い、待ったがかかってしまっている状況だと同誌は報じている。

 SNSで「いつも応援してくださるみなさまへ」と、直筆とみられるサイン入りで声明を出し再始動に備えることを明らかにしたのが8月30日。それから1カ月が過ぎても、何の音沙汰もないのは、移籍がうまくいっていないからなのか。

 再始動に際し、明菜は長年連れ添ったパートナーでマネジャーK氏(53)との関係を終わらせた、と伝えられる。このK氏こそ、前事務所「ファイス」の代表であり、移籍や再始動が迅速に進まない背景に、その存在が見え隠れしているのではないかといわれている。

 2017年暮れのディナーショーを最後に活動休止。その原因のひとつが、帯状疱疹などの体調不良で、「まだ万全な体調とは言えません」とのコメントを出した明菜。

「ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです」と切なる思いをつづった。だが周囲から聞こえてくるのは順調とは言いがたい不協和音。紅白どころか、再始動もペンディングなんてことになりはしないか、ファンも心配に違いない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…