追悼・仲本工事さん 夫妻で営む居酒屋「仲本家JUNKAの台所」に集った人々の思い出

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 ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの仲本工事さんが19日に亡くなった。妻で歌手の三代純歌さん(54)が横浜でやっているカレー屋近くの道路を渡ろうとして車にひかれ、危篤状態が続いていた。81歳だった。

 ドリフのことを聞こうと、夫妻が営む目黒区内の仲本さんの居酒屋「仲本家JUNKAの台所」には何回か足を運んだ。オープンは15年11月。カウンターとテーブル席3卓のこぢんまりとした、料理はすべて純歌さんの手作り総菜、おばんざいのアットホームな店だった。紹介してくれたのは女優の東てる美さん。取材後、仲本さんの店に行くというのでご一緒させてもらい、タレントがやっている店の企画で紹介させていただいた。ちなみに、この時のメニューはパルメザンチーズポテトサラダ、アーモンドときな粉の入ったサラダ、ゴボウ、ニンジン、ハスのキンピラ和え、ナスと小松菜の煮物、春菊と豆腐の白和えカツオ節添えなど。これらが1皿500円という安さだった。

 ここには仲本さんと関わりが深い芸能人が訪れることも多かった。一番奥のテーブル席で見かけたのは加藤茶だった。小柄な加藤の横に綾菜夫人の姿もあった。仲本さんを慕うものまねタレントが来店することも多く、取材の際に「仲本さんにはお世話になっています」と語ることが多かった。

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