タッキーの後釜として再注目 元V6井ノ原快彦が下積み時代に磨いた「人間力」への期待
■メンバーをつなげる調整力と「人を見る目」
その後はSMAP結成当時の稲垣吾郎(48)の“付き人”に。稲垣と数々の現場を経験することで、裏方の感覚やコミュニケーション力が高まったという。19歳でV6に加入した際、中間管理職的な立ち位置だったとエンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう続ける。
「V6は、年長者の20th Centuryと弟ユニットのComing Centuryが合体した6人組。意見が衝突した時の“中和剤”は井ノ原さん。彼の調整力が26年というジャニーズ最長グループをつなげたといえる。また、以前からジュニアの選考にも加わっていたり、人を見る目が評価されているところも彼独特のポジションです」
来年1月1日には、東山紀之(56)とKinKi Kidsの堂本光一(43)で演出を務める「JOHNNYS'World Next Stage」(東京・帝国劇場)が開幕。井ノ原の「人間力」が試される。