民放各局大晦日「紅白」裏番組対決の行方は?「ガキ使」は今年も“休止”で日テレが大敗危機
視聴者が日テレの特番から離れた理由は別の理由もあるという。さる制作関係者はこう話す。
「『笑ってはいけないシリーズ』は“打ち切り”ではなく“休止”という姿勢を取っているからです。なんとも中途半端な対応で、復帰を望む熱心なファンは意地でも日テレにチャンネルを合わせようとしない。そんな心理も関係しているでしょう」
■中途半端に復活の可能性を残す弊害
では実際のところ「笑ってはいけないシリーズ」が復活となる可能性は残されているのか。
「正直、厳しいですね。まずケツバットはBPOなどのコンプラ問題が解決していない。あとは、新型コロナウイルスの収束次第ですが、何かすれば叩かれてしまうわけで……。出演者もナーバスになっていますからね。ダメなら無理しないで総集編を流して締めくくるべきです。スケベ心で『笑ってはいけない』復活の可能性を残すから新たな面白い番組企画が集まらないという悪循環です」(事情通)
今年の大晦日はNHK紅白も目玉不在で視聴者の関心は薄い。さらに「笑ってはいけない」の復活も期待できない。日テレの大敗は明らかだが、ますますテレビから視聴者が離れていくのも必然か。