キンプリが5月末までの“在庫一掃セール”で稼ぎ出す300億円 ファン心理につけ込んだ営業戦略
2月のラストシングルは2種類の初回限定盤がそれぞれ1650円、通常盤が1100円、ファンクラブ限定盤が1650円……。これが3月22日、4月19日と続くわけで、この関係者は「これらも含めると、正直、天井が見えないと言ったほうがいいのかもしれません」とも言った。
■FC会員でなければ入手できない限定品も
「気になるのは3人が脱退、退所を発表してからのファンクラブ会員の増加傾向です。FC会員でなければ手に入らない限定品を手に入れるために、新たな入会金や会費も発生するわけです。現在は約95万人ともいわれているFC会員の人数に、新規会員の入会金プラス会費を加算すると最終的にどのくらいの売り上げを記録するのか想像もつきません。キンプリファンたちはキンプリの“現状維持”を諦め切れずに一生懸命作品やグッズを購入しています。よその芸能事務所から『ファン心理につけ込んでどこまで儲けるつもりなのか?』という羨望を含んだ嫌みな声が上がるのも仕方のないことでしょうね」(芸能プロダクション関係者)
音楽や映像作品以外にもキンプリがイメージキャラクターを務める商品があり、それらを全て合算した経済効果を算出するのは難しい。しかし、5月22日まで怒涛の営業戦略が続くことだけは間違いない。