赤楚衛二が明かした「大学学長の父」の存在…“理想の息子”でブレークまでの紆余曲折
朝ドラで演じる優しい歌人の貴司のキャラクターも相まって、同世代のみならず親世代からも「こんな息子が欲しい」と理想の息子像として熱視線を集めている中、父親が大学の学長という“エリートイメージ”は赤楚のさらなる好感度アップに繋がりそうだ。
■小学生で方程式を教えられて「できない」と言ったら父に怒鳴られた
もっとも、ここに来るまでは平坦な道のりではなかった。芸能界を志してから今回のブレークに至るまでには紆余曲折あった“苦労人”である。
愛知県出身の赤楚は、高校入学後に、名古屋のモデル事務所に所属し、モデル・タレント活動を開始。2010年に東海地区出身者による男性グループに加入し、舞台やバラエティー番組で活動したが、12年に脱退。仕事を全て失ったが、一念発起して翌年に挑んだサマンサタバサのメンズモデルオーディションでグランプリを受賞。それがきっかけで、14年には小栗旬(40)や綾野剛(41)、田中圭(38)ら人気俳優が多く所属するトライストーン・エンタテイメントに入り、俳優の道がひらけた。17年9月に「仮面ライダービルド」で万丈龍我/仮面ライダークローズ役を務め、知名度を上げた。