「キムフク戦争」制した福山雅治 次は堺雅人と“対戦”…業界注目「サカフク戦争」の行方
2人はNHK大河ドラマでもそれぞれ座長を務めており、福山は2010年「龍馬伝」で19%に迫る平均視聴率を記録。堺は2016年「真田丸」で16%を超える平均視聴率を獲得した。木村に続きこちらも福山の圧勝ではあるが、これが“TBS日曜劇場”枠となると話が逆転する。
2人ともこれまでTBS日曜劇場に2回ずつ出演しているが、堺は2013年7月期「半沢直樹」で30%に迫る驚異の平均視聴率を記録し、「やられたらやり返す、倍返しだ!」のフレーズは社会現象にまでなった。2020年7月期の続編でも25%に手が届こうかという平均視聴率をマークし、堺は揺るぎないポジションを手に入れた。
一方、福山は今期の「ラストマン~」は13%台でトップを走っているが、19年4月期に主演した「集団左遷!!」は10%台をクリアするのがやっとの状態だった。
「業界関係者の注目は、人気役者2人の対決ももちろんですが、それ以上に2つのドラマの演出家なんです。『VIVANT』の演出家は業界では今いちばん視聴率を稼ぐと言われている福澤克雄氏(59)。『ラストマン~』は『ビューティフルライフ』『GООD LUCK!!』等でお馴染みの“TBSのエース・ディレクター”と言われている土井裕泰氏(59)です。クールまたぎで視聴率対決となるわけですから、現場の緊張感は半端ないと思いますよ」(テレビ関係者)