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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

「らんまん」語りで8年ぶり地上波連ドラ出演も…宮崎あおい“不倫・略奪”に今も女性の拒否反応

公開日: 更新日:

 その宮崎が久々に登場するとあって、「らんまん」の放送前は幾分話題になったが、いざ始まると薄い反応になっている。

「朝ドラとか大河のナレーションは、視聴者やメディアがいちばん最初に“突っ込み”を入れやすいパートです。昨年の『鎌倉殿の13人』では長澤まさみの極力声のトーンを抑えたナレーションが論争の的になりました。今回の宮崎のナレーションに関しては恐らく演出家の指示でしょうが、そつがなく、“宮崎あおい”を前面に出すこともない話し方で、“個性を殺したナレーション”として合格点を出していいと思います」(芸能関係者)

 ヘンに出しゃばらず、すんなりと耳に入る声だけに、特にツッコミどころがないのかもしれないが、視聴者の“スルー”の背景には12年前の出来事が今も尾を引いている可能性がある。

「11年に報じられた岡田准一との“不倫・略奪婚”のイメージが女性視聴者の根底にあるのでしょうね。爽やかな清純派で売っていた宮崎が、当時の夫・高岡蒼佑と別居状態だったとはいえ、不倫をし、岡田は高岡から略奪した形になりました。特に岡田の『今、温泉に来てるよ』というメールに『私も行きたい。また一緒に入ろうね』と暴露されたやりとりは衝撃的でした。あれ以来、宮崎は好感度ランキングなどからは姿を消し、それに敏感に反応した制作サイドが宮崎の起用を控えるという悪循環です。ジャニーズファンからは『宮崎が出ているなら見ない』という声が今もチラホラ聞こえます」(芸能プロダクション関係者)

 子育てが一段落し、12年前の件もほとぼりが冷めただろうと宮崎をキャスティングしてはみたものの、やはりいまだに続く女性視聴者たちの拒否反応を、NHKが目の当たりにしたということだろうか。配信ドラマ映画の公開も控える宮崎の今後の立ち位置が気になる。

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