3人家族編(4)「縁を大切に育て、生まれるものの先に幸福が」時代への反動の思い
柴田雄一(竹脇無我)と稲葉敬子(栗原小巻)の愛を描いた、山田太一脚本の「3人家族」(TBS系、1968年)。2人は最終的に将来の結婚を約束するが、もう一人、スポットを当てたい人物がいる。それが敬子の父・兼一(森幹太)である。
兼一は13年前、妻のキク(賀原夏子)や娘の敬…
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