北野武新作映画「首」と人気番組「風雲!たけし城」世界公開の裏で…“軍団外し”を訝しむ声
クランクアップから2年近く経ちお蔵入りが囁かれていた、北野武監督(76)の新作映画「首」が今秋公開予定と報じられた。その一方で、1980年代に人気を集めた、視聴者参加型バラエティー番組「風雲!たけし城」の復活版が、4月下旬からAmazon Original番組として全世界で順次配信される。
だが、かつてビートたけしとともに同番組を盛り上げた「たけし軍団」の面々が誰一人としてキャステイングされていない。それに対して、たけしと軍団の関係性を訝しむ声があがっている。
「この番組は、たけし軍団の活躍があって成立した番組です。軍団の多くが60代という高齢だからキャステイングされなかったという見方もありますが、オリジナル版、復活版でも攻撃隊長を務める谷隼人は、76歳の後期高齢者です。やはり軍団とたけしの関係悪化が影響していると勘ぐらざるを得ません」(制作会社関係者)
オリジナル版「風雲!たけし城」は、1986年5月2日から89年4月14日までTBS系列で放送された。たけしが城主を務める難攻不落のたけし城を落とすために、毎回約100人の一般応募者からなる攻撃軍を隊長の谷が率いて、仕掛けられた難関(ゲーム)の数々を攻略するという番組だ。