“談合破り”は1紙のみ…情報解禁日を順守しつつジャニーズ批判を並べる日本メディアの横並び

公開日: 更新日:

「一度約束をしたら抜け駆けはできないでしょうけど、それならば最初からそんな取り決めをしなければいい。そもそも、動画配信ではなく、会見の開催をなぜ要求しないのか。以前から報道していた『週刊文春』も含め、全てのメディアの記者、希望者がいれば被害者も集め、会見という形にしない限り、ジャニーズは自分たちに都合の悪い質問を排除したと見られ、この問題を永遠に引きずることになります」(前出の週刊誌記者)

 スポニチは【記者の目】というコラムで、文化社会部部長はジュリー社長の対応をこう断じていた。

<こうした不祥事や問題が起こった場合、自身の言葉だけで解決することは極めて難しい。これまで多くの企業が記者会見をすることでみそぎを済ませて前に進んだ。ジュリー氏の1分9秒の動画は謝罪の雰囲気は伝わるものの回答書との二段構えで甘さが目立った。公の場で説明を尽くすことで被害者に対する謝罪や誠意も伝わったはずだ>

 会見を要求したことを窺わせるが、実現はしなかった。結局、ジャニーズとスポーツ紙の関係性は従来通りなのか?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された