ティアラ暴走で「チェッカーズ」が再評価される理由 ジャニーズを凌ぐ人気と冷静なファンの質
《泣くなんてやっぱり辞めさせられたんだ!》
一部のティアラは最後まで暴走していた。5月22日をもって、King & Prince(以下、キンプリ)からから平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が脱退。20日のNHK総合『Venue101』で平野が涙を流すと、“ティアラ”と呼ばれるキンプリファンはその姿と脱退を結びつけ、《辞めさせられた》とSNSに書き込んだ。ジャニーズファンの1人が落胆する。
「安易な発想は本当に辞めてもらいたい。普通のファンまで“お花畑”だと思われてしまい、“ジャニオタ”と軽蔑の眼差しを受けた。解散するバンドだって、自分たちで決めたのに、最後のコンサートでは泣いてますよ。別に誰かに辞めさせられたわけでもないのに」
キンプリは23日から永瀬廉、髙橋海人の2人でグループを存続している。
「ティアラがいつまでも5人で活動を続けてほしかったという気持ちはわかります。でも、よく考えた上で、3人はそれぞれの道を選んだ。脱退が発表された時、一時的な感情で《辞めさせられた》と言うのはまだわかります。でも、半年経ってもまだ《辞めさせられた》と決めつけるのは、本人たちに失礼だと思います。結局、メンバーの将来よりも自分の気持ちを優先させたい。ティアラのエゴですよ」(前出のジャニーズファン)