急死のryuchellさんは「多様性の時代の寵児になれた人」と業界関係者…離婚後も続いた葛藤と心ない誹謗中傷
タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんの突然の訃報の裏で、一体何があったのか──。12日午後5時半ごろ、東京都渋谷区の自宅兼所属事務所のマンションの一室で意識のない状態になっているのをマネジャーが見つけ119番通報。警視庁は自殺を図ったとみて経緯などを調べている。
昨年8月にモデルpecoとの離婚を発表した際、ryuchellさんはこんな葛藤を明かしていた。
「父親であることには心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛り付けてしまったせいで、“夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました」
心と肉体的な性とが一致しないことによる生きづらさ。LGBTQの人たちを取り巻く環境と、そこから生じる悩みを抱えていたのだろうか。
「離婚と同時に、カミングアウトしたような印象を持つ関係者は少なくなかった」と、ワイドショー関係者はこう言う。
「離婚発表以降、メークに磨きがかかり、女性っぽい美の追求に走ったように見えたからです。メークのみならず、胸も豊かになったように見え、それを強調するようなファッションでの画像もSNSに投稿したりしていました」
それが、ryuchellさんにとって本当に自分らしい生き方の追求であったとすれば、悩みや葛藤から解放されていったのではないか。