西郷輝彦さんの追っ掛けとして出待ちの経験もあります(笑)
それはともかく、デビューする前、映画館のスカラ座でモギリや接客係、クロークのアルバイトをしていた頃は、西郷さんの追っ掛けもやりました。西郷さんが出演する池袋の「ドラム」、新宿の「ACB(アシベ)」などのライブハウスに行って、それこそ出待ちをやったこともあるくらいです(笑)。なにせ追っ掛けのはしりですから(笑)。
会話? あるわけないじゃないですか! 西郷さんはアイドル。アタシは芸能界入りを目指す、しがないアルバイトですからね。ただ、キャー、キャー言って、騒いでいるだけでしたね(笑)。
とにかく、アタシは子どもの頃からミーハー体質。芸能界に入ってからもいつも誰かに憧れたりファンになってドキドキしたり舞い上がったりしていたんです。それは今でも変わらないかな。いいと思えば子どもみたいな若いアーティストのファンになっちゃうし。え? 子どもじゃなくて孫だろって? コラ!
西郷さんと聞いて、「江戸を斬る」の遠山の金さんを連想する方もいるかもしれません。歌手として大ヒットしてからはドラマとかお芝居の方にも力を入れるようになったためか、残念ながらアタシがデビューして以降も、それらしい接点はないままでした。
なんか甘酸っぱくて、切ない思い出です。