どんどん狭まるジャニーズ包囲網…記者会見日程「調整中」に透ける“後出しジャンケン”な思惑
そうしたなか、ジャニーズ事務所は公式サイトで先日、「記者会見を行う予定」と発表した。第三者による「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査の現状を報告し、今後の対応について説明するという。もっとも、日時も誰が登壇するかも「決まっておらず、調整中」としたまま。これには国連作業部会の聞き取りや、それを受けて8月4日に開く会見を見て、「材料が出そろってからやるのではないか」ともっぱらだ。
では集団訴訟がなされたとして、どう対処するのか。
「むしろ、訴えてもらった方が早いと考えている可能性はあると思いますよ。裁判によって、ジュリーさんは自分たち現経営陣に責任がないことが認定される。性加害にあったとする証言者は相次いでいますが、それを法廷で証明していくことのむずかしさも知っているのでは」(ジャニーズ事務所事情に詳しいベテラン記者)
頭を低くして、謝罪と再発防止のポーズをとることで、ウヤムヤになっていくのを待つつもりなのだろうか。
「来年になれば、嵐の再結成で100億円規模の興行が待っている。それがはじまれば、ファンは熱狂し、メディアも御用聞きにもどって、ヨイショ報道にもどっていく。そんなシナリオを描いていると思います」(前出のベテラン記者)
近日中に開かれるという記者会見で藤島ジュリー社長は何を語るのか。