「無茶こそ人生」 底抜けに明るいザキヤマが斜に構えていた頃
「ひな壇でメインを張りたい」
(山崎弘也/テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」8月22日放送)
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圧倒的なボケ量で、バラエティー番組を席巻する「ザキヤマ」ことアンタッチャブル・山崎弘也(47)。彼が目指している番組はどんなものかを聞かれ、「ひな壇の価値を上げたい」と冗談めかして笑いながら言った一言を今週は取り上げたい。それを受けて、相方の柴田英嗣は「こいつの夢らしいです。自分たちの冠だけど、MCは別の人という番組がやりたい」と明かした。
山崎は今でこそ底抜けに明るいキャラだが、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で「アンタッチャブル山崎ほど芸風変わった芸人そうそういない説」が検証された通り、最初からそうではなかった。むしろ真逆。自らも認めるように、いわゆる「ダウンタウン病」に侵され、斜に構えてボソボソとボケる芸風だった。
しかし、ある瞬間から「ザキヤマ」になった。「だんだんこう段階を経てなったわけじゃなくて、バチンてその月から変えてたイメージ」(TBS系「水曜日のダウンタウン」2020年10月28日)だと同じ事務所の塚地武雅は証言する。