「VIVANT」最終回の後は「なんうま」でクールダウン?《久々の野島ワールドにハマる》の声
ネット上の評価は《暗くて重そうでパス》《シシド・カフカや早見あかりの演技が大きすぎて、飯豊まりえや溝端淳平の足を引っ張っている》《出版社の都合で引きこもりのヒロインを引っ張り出して、携帯に仕掛けて盗聴までするってヤバイ》などなど、ネガティブな声が多かったものの、回が進むにつれ《1960年代の音楽が効果的な、久々の野島ワールドにハマる》《何げなく見たけど、自分には今期ナンバーワン》といった好意的な意見も増えてきている。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「設定はちょっと受け入れにくいかもしれませんが、3話ぐらい見続けるといつの間にかクセになるような魅力があります」と、こう続ける。
「作品作りのためにヒロインの携帯に細工をして周囲が盗聴することに“嫌悪感”を持つか、そのあり得なさを“味つけ”とするか。そこをいったん受け入れてしまえば、予定調和に納まりそうもない展開や、登場人物の造形に引きつけられるはずです」
さらに亀井氏は「“考察”とは違った、“解釈を視聴者に委ねる”というか余白を楽しむ要素があるんです」と、こう語る。