浜崎あゆみの保護犬引き取り活動 原点は若き日の決意にあり
さかのぼること28年。1995年に発売された本人のイメージビデオ「Ayumi Hamasaki Special」の中には、浜崎が「40代や50代よりも後の話」としつつ、自分は芸能活動はしていないと予想。慈善活動をしていたいと述べているシーンがあった。その中で浜崎は、その時点では慈善活動を行うには難点があるのだと自らの考えを明かしている。
「私が今の時点で、ボランティア活動をしようとして募金箱を持って道に立ったとしても、『何やってんだ、こいつ?』『本当にこれを送るのか?』って、たぶん思われちゃうと思うのね。だから、そういうのすごい悔しいじゃない?」
まだ芸能人として駆け出しの自分では世の人々への訴求力などたかが知れているという冷静な自己分析。続けて、浜崎はこうも語っていた。
「(自分が有名になった後なら)『浜崎がやるなら、ちょっと手伝ってみよっかな』ってね、思ってくれる人が出てくるんじゃないかなって思ってる」
芸能人として第一線で活躍し、世に認められるようになってからなら、自らの知名度を生かして慈善活動ができると分析していたのだ。