中居正広は12月だけで野球特番が3本も! フツーの草野球少年が“無双状態”になるまで
ジャニー喜多川氏(2019年没)の性加害問題を理由に、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の所属タレントたちが大晦日から消えた。「第74回 紅白歌合戦」(NHK)は、44年ぶりに出場歌手が0人。20年のコロナ禍でも都内を中継で結ぶなどして25年間も続いた「ジャニーズカウントダウンコンサート」も、中止になった。
そんななか、“辞めジャニ”のひとりである中居正広(51)がTBS系で18時から約6時間にわたって生放送される「WBC2023大晦日・生放送スペシャル」(仮)でメインMCを務めることが発表された。中居は今年も侍ジャパン公認サポートキャプテンを務め、アメリカや中国から現地リポート。試合前の大谷翔平選手(29)に声掛けするシーンは、SNSでバズった。大谷は「2023年ア・リーグMVP」に輝き、同賞93年の歴史で史上初の2度目の満票受賞。23年はそんな大谷を中心としたWBCフィーバー、阪神タイガースの38年ぶり日本一などがあって球界は沸いた。中居は、23年を締めくくるのに適任といえる。
芸能界屈指の野球マニアで知られる中居は、小学生のころから地元の神奈川県藤沢市の草野球チームに入って汗を流す野球少年だった。将来の夢は、読売ジャイアンツの選手になること。ところが、中学生のときに右肘を負傷して断念。テレビで見た少年隊にあこがれて、旧ジャニーズ事務所へ履歴書を送って86年に入所した。