“不倫発覚”椎野カロリーナさん受賞辞退で問われる「ミス日本」の意義 多様性とルッキズムの矛盾
「カロリーナさんからの聞き取りだけで強気の擁護声明を出すことのリスクを理解している人が、ミス日本協会にいなかったことが今回の一番の問題だと思います。ミス日本決定後、各国から取材依頼が殺到しているとカロリーナさんはテレビ取材で述べていましたが、多様性を海外にアピールしたいという魂胆や、スポンサー、メディア受けの部分で選ばれたと訝しむ声がそもそもありました。審査基準や、本来の多様性と対極にあるミス日本の意義に対する疑念を払拭しなくては、今後のミス日本開催にも厳しい目が向けられそうです」(同)
結果的に、ミス日本協会の見る目のなさが露呈してしまった今回の不倫報道。ミス日本というコンテストの存在意義が揺らぎ始めていると言えそうだ。
(文=SALLiA)