俳優・田中要次さんが愛猫語る「姉妹猫に顔をうずめる変態でありたい」

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 そして現在の4姉妹猫。みんなそれぞれお気に入りの場所があって思い思いに過ごしているけれど、夜、妻が「寝るよ!」と一声かけると、ハンモックに寝ていたクマコも、毛づくろいしていたチャイも、大あくびをしていたサビも、おもちゃで遊んでいたグリも、寝室に向かう妻の後ろについてぞろぞろ一列に階段を下りていく。わが家を支配しているのは妻だという証しなのか、この儀式(?)は毎晩繰り返される。そして最後に電気を消して下りていくのは、わが家で唯一の男である私なのだ。

(構成=鈴木美紀)

田中要次(たなか・ようじ) 1963年生まれ。長野県出身。国鉄・JR東海の職員を経て俳優の道へ。竹中直人監督映画「無能の人」に照明助手として参加。エキストラも務めスタッフ兼業で芸能活動を開始。2001年、テレビドラマ「HERO」でバーのマスター役に起用されブレーク。映画からドラマまでバイプレーヤーとして幅広く活躍中。NHK連続テレビ小説「虎に翼」に出演。

日刊ゲンダイ特別号「日刊ニャンダイ」より)

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