故山本陽子さん追悼秘話 舞台制作発表で言葉に詰まった沢口靖子のピンチに…

公開日: 更新日:

 映画にドラマに舞台と、60年以上ものキャリアがあった大女優の山本陽子さん。このほど81年の生涯を閉じたが、エピソードは数知れず。女優たちの信奉者も多く、舞台「細雪」(2000年~)で共演した紺野美沙子(63)はこう振り返った。

「本番前に緊張する私の手を握り、私だって緊張するのよといつも優しく励ましてくださいました」

 山本さんの「大ファン」と公言していた大地真央(68)はこうだ。

「普段もヒールで颯爽とお歩きになって、若々しく、格好良く、私の憧れでした」

 きっぷがよく、さばさばした性格で知られ、普段はジーンズ姿の多いアクティブ派。日本納車第1号のポルシェ911Sやジャガーなどのハンドルを握り、走り回っていた。和服の似合う美女でいて、ワイドショーの追っかけ取材をその運転で振り切るなど、芸能マスコミには「男前」としても有名だった。

 芸能リポーターの小柳美江さんはそれを間近に見ていたひとり。前述の舞台「細雪」の製作発表での記者会見でのことだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 8
    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

  4. 9
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 10
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと