カラダを張って松本人志を守る芸人はいないのか…擁護派はセクシー女優・霜月るなだけ?
松本人志が週刊文春を訴えた民事裁判が今月28日から始まるが、文春にとって厳しいものになると、私は見ている。
なぜなら、松本の性加害を立証する客観的証拠はなく、よりどころは被害を受けたという女性たちの証言だけだからだ。
そうした読者の“疑念”を払拭するために、文春は2月29日号で当該の記事を掲載するに至った手の内を明かした。最初の告白者A子を初取材したのは2020年7月だったこと。彼女の証言の裏を取るために、当時の松本の髪の色や服装をチェック。松本の携帯電話番号を入手してA子のいった番号と同じかどうかを照合。
被害現場になった「グランドハイアット東京」の高級ゲストルームをA子を同行させて実況見分を行うなど、一つ一つ事実を積み上げることによって、「証言に真実相当性あり」と判断したとしている。
A子は出廷して、松本から受けた性加害の一部始終を証言するようだが、2人だけの密室でのやりとりを、説得力をもって語れるかどうかが鍵になる。
松本側は「合意の上」だと全否定してくるに違いないから、文春側はA子以外にも何人かの被害女性を出廷させ、松本のために後輩芸人たちが「女性上納システム」をつくっていたことも“立証”してくるはずだ。