山下智久「ブルーモーメント」の既視感は計算ずく? “何をやっても山P”ブランド戦略の吉凶

公開日: 更新日:

 山下智久(39)が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ「ブルーモーメント」の第1話が、24日に放送された。平均視聴率は世帯8.6%、個人4.8%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、まずまずの好発進。22年4月に水10ドラマが復活して以降、歴代トップを記録し、「さすが山P」と評価を上げている。

 本作は、小沢かな氏の漫画「BLUE MOMENT ブルーモーメント」の実写ドラマ化したもの。山下が民放の連続ドラマで主演を務めるのは19年4月期の「インハンド」(TBS系)以来5年ぶり。フジテレビのドラマでは、劇場版も制作されるほどのヒット作となった「コード・ブルー」以来7年ぶりとなる。一方で視聴者からは《コードブルーとTOKYO MERを足したみたい》と、肝心のストーリーや演出には既視感を覚える要素が多いといった声が出ている。

■音楽制作もコード・ブルーを手がけた佐藤直紀氏

「過去に何かを抱え、無愛想だが真摯に仕事と向き合うという特徴や、救急ヘリに乗って救助に向かうというキャラクターやストーリーの要所だけ見ると、確かに山下さんがコード・ブルーで演じた、藍沢先生のようだという感想が目立ちます。今作の音楽制作もコード・ブルーの音楽を手がけた佐藤直紀氏ですし、フジの看板作品であるコード・ブルーをあえて意識させ、コード・ブルーファンにも見てもらいたいという思惑もあるのかもしれません」(ドラマ制作関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース