「アンメット」杉咲花の新たな“魅力”を引き出す若葉竜也…クセ強系の中で埋没しない型破りな存在感
そう語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「ちょっと今までにありそうでなかったキャラ設定がピタリとハマっている」と、こう続ける。
「医療ものでも刑事・法曹ものでも、“頑張るヒロイン”と“ぶっきらぼうな男”が反発しながら……という話はよくありますが、『アンメット』の2人の関係性はそれとはまったく違う点が新しいですね。初回でいきなり視聴者の心を掴んだ“三瓶先生”は、ミヤビを支えるだけでなく、第2話のラストで早くもミヤビの婚約者であったことを告げます。そして第3話ではそれまでのクールな語り口だけでなく、岡山天音さん演じるかつてのミヤビの同僚・綾野がミヤビと仲良く会話しているのを見て『あの野郎!』と控えめにいきり立つ面も見せてくれました。このドラマで彼を知った人が夢中になるのがよく分かる場面でした」
ネット上には《岡山天音、井浦新、酒向芳などクセ強系の中であれだけの存在感を自然に放つのがすごいな》《前クールの『ふてほど』では河合優実。それに続く掘り出し物感》《初回で存在を知り、彼の過去作を検索した》などなど、絶賛する声が多数。