「Believe」第2話の脱走劇は《キムタク△演出?》…結局“50歳のカッコ良さ”押し売りで辟易
《プリズン・ブレイクか、大脱走って映画みたいにしたいのかなとあんまり面白くなくなってきたね》
当初、橋づくりに情熱をかける中高年の話かと思っていた視聴者は、突然の脱走劇に戸惑っているようだ。展開は無実の罪を着せられた兄を救うために刑務所に趣き脱獄を試みる、米人気ドラマ「プリズン・ブレイク」や、冤罪で投獄されたが希望を捨てずに脱獄した男の映画「ショーシャンクの空に」などを彷彿とさせるからだろう。
「服役中の50歳の設定にもかかわらず、丸刈りでもなくやつれてもなく、白髪すら見当たらない。強くて頭がキレて応急処置もできて、刑務作業も完璧で…という欠点のない役に、逃走劇が加わったことで《「あー…」って感じ》などと、キムタクをかっこ良く見せようとする演出に辟易の声が散見されます。1月期の木曜ドラマ『グレイトギフト』で“カッコ悪い”、“うだつが上がらない”主人公を演じた反町隆史とは対照的です。50歳を超えて、そろそろ“カッコ悪いキムタク”が見たいという視聴者は少なくないのに」(テレビコラムニスト)
もっとも、昔からのファンからは《キムタクはやっぱり天性のアイドル》《キムタクはやっぱり天才だと思う どんな役でも自分のものにしてしまう演技力に感動する》などと好評のようだが……。