ヒット曲「金太の大冒険」で♪金太負けるな~連呼 つボイノリオは「印税は一銭も入らず」と今も嘆き
規則正しい生活と、毎日の愛妻弁当が、健康維持に役立っているようだ。
「かみさんの弁当はおいしいんですが、愛されているというより、弁当は安上がりだからですよ(笑)」
30歳で結婚。息子2人は独立し、名古屋市内のマンションに、夫婦2人暮らし。
■ときどきXのトレンドに「でも仕事にはつながらない」
さて、愛知県中島郡奥町(現・一宮市奥町)で、名鉄社員の父と保育士の母の長男に生まれたつボイさん(本名:坪井令夫)は、高校時代にフォークソングやGSブームにのって音楽を始め、愛知大学法経学部在学中の70年、トリオ“スリー・ステップ・トゥ・ヘヴン”のメンバーとして「本願寺ぶるーす」(テイチクレコード)でデビュー。
大卒後はラジオDJやミュージシャンとして活動し、75年、ソロで「金太の大冒険」をリリースすると、際どい下ネタ満載ながら愉快な歌詞とメロディーが大ウケした。
「素人がデビューしやすい時代でしたから、私は時代に恵まれました。月給取りだった両親は心配していたぶん、『金太の大冒険』のレコード発売はとても喜んでくれました。オヤジは親戚中に配って、配り終えて『じゃあ聴いてみるか』と家でレコードをかけてみたらエッチな歌で……。『親戚中に配っちゃったじゃないか!』と怒られました」