「野党は批判ばかり」と言う政権忖度コメンテーターの印象操作が国民の政治への関心を妨げている
では真鍋さんは見識がない人なのか。いや彼女は賢い女性である。これは小池都知事を援護するためにわざと言っている。
いや、それも意見の一つだ。小池支持は構わないが、「文句ばかり」というデマは正されなければならない。野党が文句ばかりでうんざりと言えば、国会は文句大会、そんなもの聞くに値しないということになる。結果的に国民の政治への関心を妨げてしまうからだ。
だが、問題はタレントにあるのではない。反対意見、この場合なら蓮舫応援派(あるいは反小池派)の人間も呼び、両論聞かせる客観的な姿勢が番組にないのが問題なのだ。
小池都政は都庁のプロジェクションマッピングに2年間で48億円かけている(あのアカデミー賞視覚効果賞に輝いた「ゴジラ-1.0」がなんと2本は撮れる金額)。
この仕事は電通ライブが仕切った。電通本体は五輪談合疑惑で指名停止中であるから、小池都知事はそれを助けたとも言える。
マスコミは電通には逆らえない。そこを見越して選挙戦前に電通に恩を売った。電通はマスコミに睨みをきかす。ワイドショーはこぞって「蓮舫ガー」となる。
あ、いかんいかん。根拠もないのに陰謀論を唱えてしまった。