酒井若菜の移籍めぐる告白「傷口に塩を塗られるような激痛と屈辱」で業界騒然…芸能プロの天国と地獄
「酒井さんがどうであったかはわかりませんが……」と前置きして、この社長はこう続ける。
「あるタレントが民放の番組に出演した際、ギャラを複数から中抜きされて、本人の手元には2割というケースがありました。マージンが2~3割なら、まあ普通の芸能プロで、最近は5~6割持っていくところも少なくありません。さらに、前所属先の事務所まで出てきて、3割よこせと持っていったそうです」
詐欺まがいのレッスン商法、給料遅配などが明らかになっているが、悪徳プロダクションは二重、三重にもタレントを縛り、ピンハネしているというのである。
旧ジャニーズの連続性加害すら何十年も闇に葬られてきた芸能界。所属事務所次第で天国と地獄の差である。
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近年、芸能事務所の興亡が目に付く。●関連記事【最前線】変わるグラビア業界の勢力図 老舗の大手事務所は破産、新興勢力が躍進…では、その真相を詳しく報じている。