「24時間テレビ」に“旧ジャニーズ不要論”噴出…20年以上続いたメイン司会途絶えて視聴率回復の皮肉
上田は制作発表会見で、「(自分の出演は)今年のアイドル枠と思っていただければ幸いでございます」とボケていたが、結局、旧ジャニーズ勢で出演したのは嵐・相葉雅紀と、BE:FIRSTのSOTAらと“ボーダーレス”なパフォーマンスを見せたKing&Prince高橋海人、「ぐるナイ ゴチになります」で共演するやす子の応援に駆けつけたNEWSの増田貴久だけだった。
「日テレが直前まで交渉を続けていたというSixTONESやSnow Manらの人気グループは結局、出演することはなかった。スタート社が横領問題など、24時間テレビのダークなイメージを嫌ったことが理由といわれています。しかし今まで新人グループの売り出しに協力したり、人気グループ出演のおかげで視聴率を獲得していた両者の蜜月関係は、変わっていくでしょう」(芸能プロ関係者)
前出の日テレ関係者は続ける。
「なにわ男子がメインパーソナリティーを務めた昨年は、旧ジャニーズがメインを張るようになった2003年以降で最低視聴率だった。昨年、ジャニー喜多川氏による性加害問題がクローズアップされて以降、局内では“旧ジャニーズ不要論”を主張する中堅や若手も多かったのですが、今回の結果を受けてその声はますます強まるでしょう。24時間テレビは、最低でも10%を超えなければ、来年の実施に向けてスポンサーを説得できないといわれていましたが、旧ジャニーズを前面に出さずとも、企画次第で数字は取れることが証明されてしまった」