テレビ各局が小泉進次郎の自民党総裁選敗退にホッとしている理由
自民党の総裁選はとんだ茶番だったが、小泉進次郎の敗退にテレビ各局の制作部門は胸をなでおろしているという。兄の孝太郎をこれまで通りドラマやバラエティーに出演させられるからだ。
「一国会議員やヒラ大臣のお兄ちゃんならまだしも、現役の内閣総理大臣の実兄となると、ドラマでも連続殺人の凶悪犯や患者の命よりカネという悪徳医師のような役は振れないですよ。もちろん汚職政治家なんて絶対ダメ。孝太郎さんは相変わらず演技は一本調子ですが、医者や刑事などを無難に演じる中堅として、評価は上がってます。『警視庁ゼロ係』(テレビ東京系)のような主演シリーズも持っていますしね。そんな孝太郎さんのキャスティングに制約が出ると、ドラマが作りにくくなってしまう。他の出演者やスタッフも、これまでとは違う気の使い方をしなければなりませんしね。進次郎首相でなくて、みんなヤレヤレですよ」(ドラマ制作会社プロデューサー)
WOWOWの連続ドラマ「フィクサー」では、首相の疑惑を追う刑事を孝太郎が演じたが、こんな役もできなくなってしまう。
孝太郎はバラエティーの出演も多い。でも、サウナで半裸ではしゃいだり(「小泉孝太郎&ムロツヨシ自由気ままに2人旅」フジテレビ系)、まんまる美尻の筋肉女神を前にデレデレ(「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」日本テレビ系)なんていうのは、さすがにまずいだろう。